◇新装28日目 午後10時まで利用延長/自動貸し出しも
昨年2007年12月に新装開館した 府中市立中央図書館 の利用が好調だ。
前年の同時期に比べると本の貸出数は約1.7倍に増加、入館者数も1月6日、早くも 10万人 を突破した。
府中市立中央図書館 は、スペースの拡大や利用時間の延長、ICタグによる蔵書の管理で可能になった自動貸し出しーなど利用しやすさが好調の理由と見ている。
府中市府中町2丁目の「ルミエール府中」の3階から5階にある。 手狭だった旧施設に比べて広さは倍以上になった。
所蔵する書籍や資料も増やし現在約80万点。 収蔵能力は110万点分あるといい、多摩地域では最大級の規模になる。 新たに民間のノウハウを活用するPFI方式を採用。
貸し出しや予約、返却などの業務を民間会社の図書館流通センター(文京区)のスタッフが担っている。 開館時間も、利用登録など一部を除いて 午後10時 までに延長された。
更に、所蔵の80万点すべてにICタグを取り付けて管理することで、検索が迅速になり、自動貸出機を使って利用者が自分で手続きできるようになった。
利用の仕方や新設備を説明する「図書館ガイドツアー」もあり、人気だという。
府中市内の私立図書館を担当する図書館長によると、中央図書館 では2006年12月の貸し出し数は約7万3千点だったが、新施設となった2007年12月は約12万2千点に増加した。
「予想を上回る利用数。これまでもゆったりとしていることや、新聞、雑誌、図書など豊富な情報を得られることが受けているのでは」と同館長は話している。
1月6日、入館者数が延べ 10万人 を突破した。 開館28日目での記録は「都内の公立図書館の中でも最速ペースでは」と同館長。
10万人目 になったのは府中市四谷2丁目の会社員(37)の親子連れ(29)(1)。
同館から記念の絵本が贈られた。
「遊んだり、授乳をしたりする場所が近くにあり、子供連れでも利用しやすい」とうれしそうだった。
(1月7日付け朝日新聞 多摩地域版より)
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