◇東京・銀座 や有楽町など日本を代表する繁華街で12月1日、北方領土の返還 を求める行進が行われた。
北海道根室市など北方領土に近接する1市4町のの主催で、根室市からきた約60人を含む200人以上が参加した。
国会や官庁街のこれほど近くで返還要求行進が行われたのは初めて。参加者たちは「返還に向け世論を盛り上げよう」と声を上げた。
銀座一丁目 の公園で行われた出発式で、長谷川根室市長は「返還運動を進めてきたが解決の糸口さえ見えず、強い憤りを感じる」と述べた。
沖縄北方相はこれを受け、「厳しいお言葉と思いを受け止め、内閣府としても頑張りたい」と話した。
この後、一行は 日比谷公園 まで約2キロのコースを歩いた。
元島民の児玉さんは「昭和20年の12月1日、当時の安藤根室市長がマッカーサー元帥に対し、北方領土の返還を求めた。すごい出来事で、私は1日が返還運動の原点の日だと思う」と話した。
作家の上坂冬子さんは「来年の洞爺湖でのサミットでは、船を出して各国首脳に北方四島を一巡して見てもらうべきだ。おずおずした態度を取ってはいけない」と、政府に注文を付けた。
一方、戦後60年以上が過ぎ領土問題への関心が風化していることも事実。
銀座 を闊歩する女性たちからは、「北方領土問題があるのは知っているが、詳しくは知らない」「今は別に関心はない」といった声も聞かれた。
(12月2日付け産経新聞より)
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