◆中村梅雀が「最高のパートナー」という25歳年下の劇団女優
■「8月半ばでしたか、”極秘ですが結婚を前提に付き合っています”というメールが届きましてね。エッと驚いた次第です」と語るのは、劇団の前進座映画放送宣伝部長。
驚かせたのが、劇団の看板役者・中村梅雀さん(50)である。
自身のホームページで、
「9月21日、入籍致しました。とうとう遂に、最高の人に出会いました。やっと心の居場所を見つけました」、「結婚して1ヶ月。切ない程恋しくなっている状態なのであります」と、のろけているのだ。
50歳の看板役者をここまでメロメロにしたお相手は、同劇団の若手女優・瀬川寿子さん(25)。ぽっちゃりした可愛らしい女性である。
梅雀さんが語る。「今年1月、京都・南座公演の時に身の回りの世話をする助手が彼女でした。私は年初からA型インフルエンザに罹り、39度の発熱が続きましてね。ストレスから、イライラしっぱなし」
寿子さんは、「なんて怖い人なんだろうと思っていました」という。
「喉が渇いて困っていると、梅干を砕いて、お湯に溶かしたものを舞台の袖に置いてくれたのです」とますます目尻を下げる梅雀さんは数年前に離婚していて、独身だった。
その後もテレビ・映画・音楽ライブなどの仕事には、いつも寿子さんが付き添い親近感が芽生えたようだ。
ところが、5月の国立劇場の公演で、寿子さんは助手からは外れてしまった。

「その時に、そばにいてくれないと寂しいというか物足りなさを感じたのです」(梅雀さん)
これぞ恋!で、公演が終了した5月26日に、食事に出かけることになり、
「その帰りに、軽く冗談めかすように家に寄っていきなよと誘ってから、今日まで家にいます。」
「高校生になる一人娘が、”今までのガールフレンドが、何か不自然だったけれど、寿子ちゃんと一緒の時には、パパは居心地がよさそうだから、絶対いいわよ”と応援してくれたのが決定打でした」
ところで、梅雀さんといえば、祖父は故・中村翫衛門、父は現在の前進座の代表である中村梅之輔助という役者一家に育ち、初舞台は9歳だった。
「あまり真面目じゃなかったのですが、33歳で、先代の河原崎国太郎さんお相手役になった時に、”私は、あなたから学んでいるんですから、思うようにやってください”と言われまして、それから性根が座った感じです」(梅雀さん)
お相手の寿子さんは、神戸出身で、ご両親が教育者という家庭の産姉妹の末っ子。
21歳の時に、前進座の養成所に入り、卒業後劇団所属になった。
「小学生の時から、芝居に興味をもっていました。東京に出る時も両親の反対はなかったですし、結婚話も賛成せしてくれています」(寿子さん)
そんな二人にエールを送るのは、「温泉若おかみの殺人推理」シリーズで梅雀さんと共演の東ちづるさん。
「7月の京都ロケの時に、甲斐甲斐しく身の回りの世話をする瀬川さんを見て、いい中なんじゃないの、とからかったの。慌てて否定したけれど、その否定の仕方が不自然だったのよ」
寿子さんは女優業を続ける予定だというが、梅雀さんの後継者を期待するファンの声に対して梅雀さんは、「中村富十郎さんを見習って、頑張るつもりです」
富十郎翁は69歳にして”子宝”に恵まれた。
(週刊新潮11月9日号連載コラム「結婚」より)
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