「家族の絆 求めて」 日本 3.11 あれから
震災婚・3世代同居・そろって写真
リフォームしたばかりのダイニングルームで、夫婦で夕食を食べる。会話が弾み、気づくと夜が更けている。昨年11月に結婚した横浜市の西条明子さん(45)は、「こんな生活を送るようになるとは、想像もしなかった」と笑う。
会社員の夫(55)とは、1年余り前、知人を通じ知り合った。交際を始めたが、「親戚づきあいなどを考えると、一人暮らしの方が気楽」と思っていた。
それが、東日本大震災で気持ちが一変した。「いいことも大変なことも受け止めるのが家族。せっかくの出会いを大切にして一歩踏み出したい」。結婚を言い出せずにいた夫は、震災の2週間後にプロポーズ。明子さんはその場で快諾した。
家族の絆を求める傾向は、ほかにも見られる。全世帯のわずか7%(10年)に激減した3世代同居が、都市部を中心に復活の兆しが出てきた。多世代向け住宅の売れ行きが好調で、新たに参入した企業もある。
家族写真を撮る人も増えた。11月に秋田市で開かれた撮影会には約30組が、参加。同市の服飾販売業、京野誠(41)さんも家族4人で参加した。初めてそろって撮ったという写真を、妻(40)と自分は財布に、娘たちはランドセルに入れている。小学4年の長女は知的障害があり、「何かあったら家族のもとに駆けつけたい」という思いを震災後、強くした。「写真は、お守りのようなものです」
家族のつながりは、幸福度の指標で最も重視される項目の一つだ。「家族の絆が見直されているとはいっても、頼りになるのは血縁だけ、一緒に暮らしてこそ家族、という考えには限界がある。今後は多様な家族のあり方を模索する人が増えるのではないか」。聖心女子大の岩上真珠教授(家族社会学)は指摘している。
(抜粋は、一部となります。)
(1月4日付け読売新聞 日本3.11あれから)
今年、家族のあり方も多様になって来そうですね。
人と人とのつながり・・・・。元々は、自分が生まれ、育った、家族が基本と思いますが、
あなたは、人と、どのようなつながりで絆を深めたいですか?
お一人おひとりが、ご自分を生かして、お幸せになりますように祈りつつ・・・。