経済的理由で30代同棲は7割増加
◇ずっと 結婚 せず同居するカップルも、最近は珍しくなくなった。 同棲中の男女は2000年から2005年に4割も増えたという。
総務省統計研修所の西さんらが、国勢調査の結果を基に、親族関係にない男女が2人で住む世帯を抜き出した。
事実婚 の夫婦やルームシェアは除いてある。
厳密には「高齢男性が知人の娘を預かっている」などのケースは少数ながら含まれるが、約47万人の大半がいわゆる 同棲 とみられる。
西さんは「非婚化・晩婚化 の一つの現れでしょう」と話す。 全体の7割が未婚者で、20代と30代を合わせると8割を占める。
とりわけ30代は5年間で7割も増えており、未婚で 同棲 する人の高齢化が進んでいる。
慶応大学の太田教授は「女性の社会進出と共に、結婚 にこだわらない人が増えた。
一方、非正規雇用のため経済的な理由から 結婚 に踏み切れず、同棲 を選択するカップルも多いのでは」とみる。
20代後半から30代といえば 結婚 を意識する年齢だろう。
「同棲」という言葉にはどこか甘い響きもあるけれど、仕方なしの同居はなんだか切ない。
(谷口哲雄)
(12月9日朝日新聞「be on Sunday Wonder in life あっと!@データ」より)
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