◆「スピリチュアリティー」につながり求め
女性会社員(25)は3ヶ月に1度のペースで、東京都心の神社に足を運んでいる。ここが有名な
「恋愛パワースポット」だとネットで知ったのは、1年程前。
初めて参拝した後、今の彼(28)とつき合い始めた。
「ここに来てれば安心って感じかな」
最近、雑貨店で、5千円する「パワーストーン」のブレスレットを買った。飯田橋駅近くの東京大神宮には、若い女性が次々と訪れ、「恋みくじ」を引き、縁結び のお守りを買う。
初詣の時期をが終ればそんないつもの風景が戻る。東京での伊勢神宮の遥拝(ようはい)殿で、「東京のお伊勢さん」と称される。
日本発の 神前結婚式 を行ったことから 縁結びの 神社 として知られていたが、雑誌やネットで頻繁に「恋愛運が上がる」などと紹介され、人気に火がついた。
唐松義行・袮宜によると、若い女性が目立つようになったのはこの4~5年。20~30代の女性が7割近くを占め、土日は300~400人に上るという。
神社なのに、クリスマスイブは一層にぎわう。

◆唐松さんは
「情報に左右されつつも、皆さん何か拠り所を求める気持ちがあるのではないでしょうか」と話す。
ネットカフェで評判を知り、いい出会いを願って手を合わせた別の女性会社員(28)は、
恋みくじ を3回引いた。
どれも違う内容で、逆にほっとした。「だって、どれもアリってことでしょ」
占い好きで、有名な占い師を訪ねたこともある。「スピリチュアルブーム」の象徴である江原啓之さんが大好き。
「霊」や「前世」にも興味があるが、宗教は嫌い。
「いろいろ束縛されそうなのがイヤ。都合のいい時だけ、自分のことを知るのがいい」からだという。
目に見えないない何かとの「つながり」を求めたい。
(以下略)]
(1月8日付朝日新聞「この手にこめて 7」より抜粋してご紹介)
関連情報: 「縁結び」
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