◆ドクさんが 結婚、エール送りたい
本紙読売新聞によると、ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合体双生児として生まれ、分離手術を受けたグエン・ドクさんが先日、結婚 した。
出生当時、双子の兄であるベトちゃんと共に「ベトちゃんドクちゃん」の愛称で呼ばれ、後の分離手術の時には、固唾をのんで2人の様子を見守ったことが、つい昨日のことのように思い出される。
幼いながら、義足で懸命にリハビリを続け、今日に至るまでのドクさんの努力は並々ならぬものだっただろう。
ドクさんは読売新聞の取材に対し、「手術に協力してくれた日本の人たちのおかげです」と語ったという。
すっかり大人の顔となり、懸命に生きるドクさんをテレビで見て、胸が熱くなった。良き伴侶を得て、今後は自分が社会で困っている人を助けていくというドクさん。
結婚 の祝儀は、枯れ葉剤の被害者らに寄付する意向でもあるという。
今後、設立を考えているという、枯れ葉剤の被害を受けた人たちが働ける旅行会社がうまくいくことを願ってやまない。
「産んでくれた両親に感謝したい」というドクさんに心からエールを送りたい。
(千葉県船橋市 53歳)
(12月23日付読売新聞投書欄「気流」より)
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